神様はコピー機を直してくださるの?

仕事でコピー機が壊れた時、神様は直してくださるのでしょうか?

詩篇には、ダビデが神様の力によって敵を打ち破ったり、城壁を越えたりした話がたくさん出てきます。

……さすがにドラゴン退治まではありませんけど。

「神様には何でもできる」と頭では分かっています。
けれど正直に言うと、私は「山を動かせるほどの信仰」を持っているとは、とても思えません。

だから私は、イエス様にこう願った人の言葉に、すごく共感します。

「信じます。不信仰な私をお助けください。」


疑いたくないのに、どうしても「自分の目に見えるもの」や「自分の力」だけを頼りにしてしまうことがあります。

イエス様は「神には不可能なことはない」と言われました。

でも実際の毎日の中では、どうしたらいいのでしょう。

コピー機が壊れて、10分後の会議までに500枚印刷しなければいけない時。
締切一時間前なのにレポートが終わらない時。
六時間かけた実験を、一瞬で台無しにしてしまった時。

そんな時、私の頭の中を占める言葉は決まっています。

「私が」
「私の仕事が」
「私の努力が」

気づけば、自分のことばかり考えてしまっています。

もちろん、神様が突然白い服で現れて、「はい終了!」と魔法みたいに全部解決してくださるわけではありません。

コピー機が急に直るわけでも、締切が延期されるわけでも、落とした実験プレートが元に戻るわけでもない。

……まあ、研究室で奇跡を祈ったことはありますけど。

でも、神様に心を向けて祈る時、不思議と気持ちが変わることがあります。

「全部自分で何とかしなきゃ」と握りしめていた力が、少しゆるむのです。

すると、落ち着いて別の方法を考えられるようになります。

二階のコピー機を使えばいいかもしれない。
集中すれば、レポートは間に合うかもしれない。
やり直しになっても、以前より早くできるかもしれない。

状況そのものは変わらなくても、心の中に少し余裕が生まれる。

私は、それも神様の助けなのではないかと思うのです。

スーパーヒーローみたいな力を感じるわけではありません。
でも、自分の不安ばかり見つめるのではなく、神様の愛に目を向ける時、苦しい状況の中でも前を向きやすくなる。

……とはいえ。

いつか本当に、神様がコピー機を直してくださるところも見てみたいですけどね。

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